ブリストル  
ショッピング・センターの憂鬱    

2003年1月19日(日) Bristol

map_uk

本当は、朝の早いうちにロンドンへ戻ろうと思っていたのだか、時間を変更して、ブリストルでショッピング。お腹が空いていたので、コスタ・カフェで腹ごしらえ。モッツアレラ・チーズとトマトのパニーニが美味しかった。


シティ・センターの総合ショッピング・センターに行き、店を探索。少しプラプラしていたが、トイレを見つけ立ち寄る。そこから出ると、怪しい中国系の男が、こっちを見てニヤニヤしていた。ぞぞっ…。やばい雰囲気。警戒しながらディスカウント・ショップに入ると、なんと!その男プラス仲間が、うちらをつけてくるではないか!中西は気づいていたようだが、斧渕は知らず…。そのことを伝えると「それじゃ、皆で女性下着コーナーに行くわよ!そこなら絶対に近寄れない!」なるほど。斧渕の機転に座布団5枚!そうこうしていると、そいつらの姿は消えた…。結構、冷や汗もんの経験だったっす…。



2003年1月20日(月) Nottingham



Nottingham ハジケ祭り    


Wayne, as usual


イギリス滞在4日目。感覚取り戻すどころか、時差ぼけが更に激しくなった。おかげで睡眠不足と疲労感のダブルパンチ。おまけに天気も悪い…。外に出るのも億劫になる…。ロンドンからノッティンガムへの旅は、大好きなコーチではなく電車をチョイス。でも、当日に買ったものだから、電車賃が高かった…。時間の有効利用を考えれば、電車で正解だったのだが。


いざ、ノッティンガムへ。


Nottingham tourist information
www.nottinghamshiretourism.co.uk


今回は一人旅。ロンドンのセント・パンクラス駅より約1時間45分、何とも快適な旅だった。ロンドンの天気とは打って変わって、ノッティンガムは暖かかった。ロンドンより北に位置するのに何故だ?


個人的に、この街をこれまで数回ほど訪れたことがあり、イギリスでも大好きな街の1つ。街自体、コンパクトにまとまっているのもさることながら、骨董品屋、アート・ギャラリー、古着屋、レコード屋など、意外と充実している。そして安い!落ち着いた雰囲気の中にある厳かさ、さすがはロビンフッドの街!もう1つおまけに、ポール・スミスが最初にオープンしたお店も、ここ、ノッティンガムのシティー・センターにある。


  私は常々、ノッティンガムに住む音楽ファンは、本当に羨ましいと思っていた。それは、ヴェニューのサイズ。ロンドンではアストリア・クラスでプレイするバンドを、ここではその半分以下のヴェニューサイズで見ることが出来るからだ。それもほとんど同じ目線の高さで!考えられないぞ…。それに、バンドはUKツアーにおいて、ノッティンガム外しを、あまりすることがない…。それだけ魅力がある街と言えるのかもしれない。




British Sea Power
http://www.britishseapower.co.uk


ここ、ノッティンガム・ロックシティでようやくBSP初お目見え!シンガーの声を初めて聴いた時、「えっ?デイヴィッド・ボウイ?いや、イアン・マカロック?」と思った次第。ゆえに、ニューウェイヴ/ネオサイケっぽい印象大であった。実際、エコー&ザ・バニーメンのギタリスト、ウィル・サージェントをプロデューサーに迎え、レコーディングした経験もあり。なるほど…。


インスツゥルメントのオープニング曲 『Heavenly Waters』 は、混沌極めた美しい旋律であった。あまりの美しさに、エモーショナルさに、圧倒された。メンバーは、第一次世界大戦時の衣装で登場、かなりのインパクトをオーディエンスに与えたと思う。BSPも映像をビッグスクリーンに映し出す。イギリスで有名な映画 『A Matter of Life and Death』 を駆使していた。


Kliph and Wayne

ノッティンガムではスペシャル・ゲストなし。また、ステージが小さいこともあり、ブリストルでお目見えしたような、アニマル隊の活躍はなかった。ブリストルと比較して、アニマル隊の数は1/20に減少(笑)。しかし、小さいスペースゆえ、熱気が真に伝わってきた。ブリストル同様、『ハッピー・バースデイ』をオーディエンスのために熱唱するリップス。


Steven, with a favourite instrument at the moment


しかし『She don't use Jelly』をプレイし終わった後、ウェインがMCで「人々って未来がどうなるか考えるだろ。良くなるか、幸せでいるか…。俺は今、42歳で…」と言うと、スティーヴンが突然、ウェインのMCを遮り「ヘイ!実際、ウェインは先週の今日、誕生日だったんだ!皆で彼の誕生日を祝おう!」と盛り上げた。そして始まった「ハッピー・バースデイ、ウェイン!」心より、おめでとう!ウェイン!


Happy Birthday, Wayne Wayne, Michael and a baloon


オーディエンスの中には、『Be My Head』 と永遠にシャウトしていたキッズがいた。プレイの邪魔はいかんよ…。数回言うならともかく、永遠と言うんじゃない!ウェイン、また今度と言っているじゃないか!まぁ、気持ちはわかるのであるが。そしてノッティンガム・ロックシティの夜も、やはりクラブ、それもソウル・ディスコ・ナイトに突入…。マンデー・ナイト・フィーバー!!




アルバムからの第2弾シングル『Yoshimi Battles The Pink Robots Pt.1』が、めでたく英ナショナル・チャート18位にランクイン!これに伴いトップ・オブ・ザ・ポップス(以下TOTP)に出演するとアナウンスしたウェイン。本当にめでたい!が、しかし、まさか、あんなことになろうとは、誰がこの時点で予測しただろうか…。





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