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The Beginning Stage of.../ The Polyphonic Spree
Songs For Dustmites / Steve Burns
Obrigado Saudade / Mice Parade
Bob Dylan's Greatest Hits/ Bob Dylan

Sep 2003
Oct 2003
Nov 2003
Dec 2003
Jan / Feb 2004
Mar / Apr 2004
May / Jun 2004
2004 Best
Compilations 1
Compilations 2
03年のマイ・ベスト…、入れるかどうか、迷っちゃったものを除いたらこの4枚。


@は通年で一番聞いた。アルバム発売時は、おりしも別の白装束集団が世間を騒がせていたな、なんて思いをめぐらせて。素直にハッピーになれる一枚です。ライブも良かったよね。会場があったかかった。


Aは、先日ロスに行った時にアメーバレコードでゲット。なんにも知らずに。ファーストトラックから体の芯にズンズンと響いてくるドラミングは、フレーミング・リップスのスティーブンによるもの。


Bは、ムームのクリスティーナ嬢の声が聞きたいがために買ったんだけど、おもわず、うなった。彼女の良さだけじゃなく、音にオーラがあって。“あたたかい音”は、私が03年に求めていた音なんだと思う。スピリチュアライズドの新作にも通ずるものがあるかも…。


Cを入れたのは、ディランは時代を超えた応援歌なわけで、必要とされてるって再認識したから。このあいだ、映画『アイデン&ティティ』で、ディランの存在と彼の作品がうま〜く使われてて、絶対入れなきゃって思った。

The Decline of British Sea Power / British Sea Power
Happy Songs for Happy People / Mogwai
Cuckooland / Robert Wyatt
Enemies/Friends / Hope of the States
Pukkaから、'03のマイベストを、ということで振り返ってみました。
1.は迷わず選びました。文句なしで'03のブライテストホープ。デビューシングル〜アルバムを聴いて膨らんだ期待と予感は、12/18渋谷クアトロで確信に変わりました。最高です。次は単独でたっぷりと、できればHeavenly Watersを大音量で。


2.毎度おなじみMogwaiです。彼らのスタジオ作品としては、ひとつの完成形に至った作品だと、個人的には思います。スタジオだからできるひとつひとつの音のクオリティへのこだわり、仕上がったサウンドの密度の濃さは、かねてから言われているMogwai特有のライヴ感の再現とは別次元で、聴くものを圧倒します。などと言いながら、ライヴ派の自分としては、正直最初はピンとこなかったのですが、なんのなんの、聴けば聴くほどボディーブローのようにじわじわと効いてくるアルバムです。


3.僕が'03に聴いたアルバムで、「クリエイティヴ」という言葉がまっ先に思い浮かぶアルバムです。個性的かつ実験性にあふれながら、聴く人にはとてもオープンな印象をあたえる不思議な作品です。決まったカタチなんかない、青空に浮かぶ雲をぼんやり見ている。感じです。


4.'03マイベストというわけではないですが、BSP同様、'04に期待をもたせてくれるニューカマーということで選んでみました。


The Decline of British Sea Power / British Sea Power
Give Up / The Postal Service
It Still Moves / My Morning Jacket
The Secret Of Elena’s Tomb (EP) / …And You Will Know Us By The Trail Of Dead
Up In Flames / Manitoba
You Forgot It In People / Broken Social Scene
Ballyhoo The Best of Echo & The Bunnymen / Echo & The Bunnymen


2003年はBSPに始まりBSPに終わった!感じ。(笑)年末ライヴも、ニヤリとしました。PUKKAでも大盛り上がり!楽曲の素晴らしさはピカイチでしょう!


The Postal Service はミニマム・サウンドと癒しヴォイスで「メイク・ドラマ」をやってくれちゃいました!BSPとThe Postal Serviceは、年間を通して最も聴いたアルバムだと思う。


My Morning Jacketはサマソニでライヴを見て「こりゃ、アルバムを聴かねば!」と一目惚れ。英国雑誌の付録コンピで聴いていたものの、これほどまでにエモーショナルとは!


Trail Of DeadのEPは、彼たちの音楽センスがロケット噴射!もう、メロディが胸に染みました。サード・アルバムの序曲集なんでしょうが、決して軽いノリじゃないデス。(笑)


カナダの必殺仕事人、Manitobaなんですが、先月、来日していたんですよ〜。川崎クラブチッタでオールナイト・イベントに参加。行きたかったけど、オールが続くと身体に堪えるもんで。(苦笑)ちょっぴり不思議なドラムビートにハマリました。
カナダ・シーンは面白いかも?と思いつつ、イマイチ分かんないでいます。(笑)Manitoba同様Broken Social Sceneもカナダ出身。このバンド、ライヴが非常に見たい!2003年春、『You Forgot It In People』はJuno Awards(カナダのグラミー賞みたいなものデス)でAlternative Album of the Yearをゲッツ!したそう。(ヘぇ〜)


見たい、見たい、と思っていた映画『ドニー・ダーコ』をようやくビデオで見たのですが、オープニングからエレクトリック・ショ〜ック!ドニー・ダーコ少年がスクリーンに現れ、バックに流れるBGMはエコバニの『The Killing Moon』!凍てつきました。余りにハマリ過ぎ!で、エコバニのアルバムを聴こうかと思ったら、探しても見つからず、ベスト盤を購入。部屋は一人カラオケ状態。(笑)

The Soft Bulletin
/ The Flaming Lips
Let It Be...Naked / The Beatles
In Utero / Nirvana
Mary Star of The Sea / Zwan
The Decline of British Sea Power / British Sea Power
Lowedges / Richard Hawley

今年1年の総括、にしてはさみしいラインナップです。自分の音楽世界のせまさを反省しています。


リップスはとにかくThe Gashが好きで、自分はもしかしたらゴスペルを聴くべきなのかと思い至った今日このごろです。


ニック・ホーンビーの About a Boy を読んで急にニルヴァーナを聴きたくなりました。1993年から1994年にかけての音楽シーンがストーリーに盛りこまれているのです。カートの死も重要なモチーフになっていて、ニルヴァーナ後はThe Smashing Pumpkinsに夢中、というオチ(?)までついています。(小説自体はじんとして涙が・・・。英語もそんなに難しくないから原書で読めますよ)とにかく!触発されて再聴。再々聴。Rape me, my friend なんて歌えるのは彼だけなんだろうな・・・。


Zwan。聴けば聴くほど欲求不満におちいる不思議なアルバム。「ああ、この曲ビリーのアコギで聴いてみたいなあ」と切望。


12月ライブに行って以来アタマについて離れないBSP。ヘンテコなんだけど、真摯。ヤンの声、ちょっと息切れしたような歌い方、どこかで聴いたとずっと思ってたのだけど、やっと判明。デイヴィッド・バーン(トーキング・ヘッズ)。って思ってるのはどうせワタシだけなんだろうな。ケッ。


今年3月イギリスに行ったのはリチャードのライブを見るためだったのに、それがキャンセル・・・しかも出発一週間前にそのニュースが・・・。トホホとはこのこと。しかしいつか会えることを信じて聴きます!(笑)。


皆さんありがとう。来年もPUKKAよろしく。

2003/12/31
The Beatles, Naked



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