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SiMPLeKiD
/ SiMPLeKiD
Lost In Translation / The Original Soundtrack
Ultravisitor / Squarepusher

Sep 2003
Oct 2003
Nov 2003
Dec 2003
Jan / Feb 2004
Mar / Apr 2004
May / Jun 2004
2004 Best
Compilations 1
Compilations 2
Lost In Translation Simplekidは久しぶりに「宅録」という言葉を思い出させてくれました。ベック再来とはいっても、やっぱり時代も技術も違うのでベックにちょっと幻想的な要素も加わって、ちょとサイケに感じました。アイルランド南部のコーク出身らしく壮大な大自然ばかりが紹介されるエリアだけあって、やっぱり暇なのかな…なんて思っていたら、The Young Offendersのフロントマンだった!新人アーティストじゃないじゃん!ちなみに、ライナー坂本麻里子さん。


●かぶりますがLost In Translationのサントラ。さすがにソフィア・コッポラ!のでき。今回もヴァージンスーサイズの時と同じサウンドマンと組んでますね。もともと彼女はマイブラのファンだったらしく、このサウンドマンのつてでケヴィン・シールズに依頼したそう。スタジオにも遊びにいったらしい…。ステキな交友関係。ソフィアは常に一枚のアルバムとして聴けるサントラ作りを心がけているそうです。映画公開はGWデス。


●スクエアプッシャーなんて書いちゃうと全くPUKKAっぽくないんですけど…、最近この手のエレクトロニカにはまっています。彼の凄さはジャンルってものを全く感じさせないところ。懐かしい言葉で言えば、クロスオーバーとかフュージョンなんでしょうが、今はアブストラクトっていいかたが正しいみたいです。絶妙のタイミングで来日です。金あるんかな…。


Stalled Parade
/ Eleventh Dream Day (2000)
Swagger / The Blue Aeroplanes (1990)
Eleventh Day Dream 音楽ファンなら「メディアには取り上げられなくとも、ひそかに愛聴しつづけているバンド」の一つや二つはあるものですよね。今回は自分的そんなバンドを2つご紹介。


●米・ケンタッキー出身、昨年で結成20年目を迎えたベテラン・バンド、EDD。メンバーは、今や「トータスの」といったほうが有名なダグラス・マッカム。ウィル・オールダムやイーディス・フロストといったドラッグ・シティのアーティストたちのサポートもつとめるリック・リゾー。そして紅一点ドラマー、ジャネット・ビヴァリッジ・ビーン(exフリークウォーター)の3人。


さらにご紹介したアルバム「Stalled Parade」にはトータス、シー&ケイクのジョン・マッケンタイアもキーボード、パーカッション、エンジニアとして参加してます(余談ですが、TFCがマッケンタイアをプロデューサーに迎え、ニューアルバムをレコーディングしているらしい。楽しみ!)。そして紹介した名前からも(わかる人には)わかるように、現在の所属レーベルはスリル・ジョッキー。


と、あらためて書いてみると、そこそこネタはもってるのに、ほんと(少なくともこの日本で)彼らの名を聞くことはほとんどない。キャリア的にも同世代でバンド編成も似ているヨ・ラ・テンゴ(実際交流あり)とは、ここ数年でえらい差がついたように思う…。まあ日本にも来たことないし、しょうがないと言えばしょうがないけど。


ちなみに音のほうは、アーシーでガレージなアメリカン・ロックなので、トータスを期待するとカウンター・パンチくらいます。


●初めて聴いた時は「アメリカのバンド?」と思ったら、イギリスはブリストルの出身だったブルー・エアロプレインズ。この人たちも結成は1984年だからキャリアは長い(というかまだ活動しているんだろうか…?)。


サウンドは、ファッション性とはほぼ無縁のストレートかつ大陸的なロックという感じで、実際REMとも意気投合してツアーサポートもつとめています(「Swagger」ではマイケル・スタイプがバックボーカルで1曲参加)。


で、僕は13年くらい前に、彼らのライヴを見る機会があったのですが、これがインパクト特大でした。思い思いのパフォーマンスで楽し気に弾きまくる3人の若いギタリスト。対照的にみょうにオヤジくさい落ち着いたベース。Tシャツにタイツ(途中からは半裸)という姿で踊りまくり、汗とびまくりのロシア人ダンサー(ハッピー・マンデーズのベズもあやしいヤツでしたが、こちらはそれにマッチョさが加わってさらに不気味…)。そんなメンバーとは別世界にいるかのごとく、センターでひとり、詩を朗読するように歌うVo兼リーダーのジェラルド・ラングレイ。


正直、僕は混乱しました。アルバムでのストレートな大陸ロックの印象と、いま目の前にいるアンバランスなパフォーマンス集団とのギャップに…。おまえらのコンセプトはいったいなんなんだ!(笑)でも、けっきょくそんな疑問も吹き飛ぶエネルギッシュで楽しいライヴでした。
長くなりましたが、もう何の話題にもならない彼らの近況をご存じの方は、ぜひPUKKAまでご一報を。

2004-03-03

Lost In Translation
/ The Original Soundtrack
Retrospective, Rarities & Instrumentals / The High Llamas
Domino / On The Wire
The High Llamas ●ソフィア・コッポラがオスカーでオリジナル脚本賞を獲得。ますます話題映画となった『Lost In Translation』。サントラも、映像同様に美しいです。はっぴーえんどの「風をあつめて」は、今聴くからこそ、とても新鮮であり、歌詞は文学です。


ケヴィン・シールズが、この映画の為に4曲も書き下ろし、彼の魔法に再びかかっちゃいました。ラスト・トラック(日本盤はボーナストラック付ですが)はジザメリの「Just Like Honey」ってセンスはスゴイ!やっぱ同年代よ、ソフィー!でもって、デス・イン・ベガスのドリーミー・シンセ・ポップ「Girls」は最高!それと…、シャーロット(スカーレット・ヨハンソン)のフォトグラファー旦那役、ジョバンニ・リビシ君も出演!大好きな俳優デス。


●これは1992年〜2000年の間に発表されたハイ・ラマズの曲を、2枚組ベスト盤にまとめた「ラマズの歴史」です。全31曲!ショーン・オヘイガンのスウィート・ヴォイスとメロディの美しさに、ゆっくり、のんびり、ゆったり、癒され…。zzzzzz。


●『WIRE』という音楽雑誌の付録です。ドミノのバンド(シルバー・ジューズ、パパM、フッド、ジム・オルーク、ロイヤル・トラックスなどなど、そうそうたるメンツ)が集結。1999年の付録なんで、もう5年も経つんですね〜。こういったコラボ、ファンにとってはヨダレもん。パステルズの『Star』とスモッグの『Teenage Spaceship』は何度聴いても、心うるるしちゃいます。(涙)

2004-03-03

I Am The Resurrection
/ The Stone Roses
Revolution / The Beatles
Grammy Nominees 2004 / Various Artists
8 Mile / The Original Soundtrack
Grammy Nominies 2004 あけて2004年もあれよあれよと言う間に過ぎていきます。以前月〜金のバイトをしていたころ、毎日過ぎるのがあまりにも早く、よく「ララララランで1週間♪」と歌っていたけれど、この分じゃ「ララララランで一生♪」ってな感じになりそう。


●年明け、一番にぶち上げた花火はやはりローゼズのこの曲でした!そして自分への激励といましめとしての『レヴォリューション』。


●めちゃくちゃ偏った音楽生活をしているものとしてはチャートなんぞ無縁なものですが、最近のメインストリーム、気になりまして・・・。アルバムは買わないだろうけど、どんな音かちょっと聞いてみたい時にコンピはいいです。


●上記コンピにそそられたのもエミネムが入っていたから。この「8Mile」も映画を見て触発されました。映画自体はものすごくオーソドックスな青春もので、非常にまじめなものでした。特に主人公がまだ幼い妹に示す愛情と責任感はまっとうで、感動。歌詞命のラップですが、即興でおもむくまま作られるのではなく、緻密に練り上げられ構成されたものなのだ、ということが主人公が肌身離さず持っている歌詞メモでわかり、認識を新たにしました。メイン曲のドライブ感に圧倒されます。

2004-02-29



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