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In A Safe Place / The Album Leaf Universal Audio / The Delgados Rendevous / Luna The Late Great Daniel Johonston / Various Artists Desperate Youth, Blood Thirsty Babes / TV On The Radio Tras〜Ep B〜Ep C / Battles |
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'04年マイ・ベストということで、自宅のCDプレーヤーでかけた回数が多かったであろうアルバム、曲をピックアップしてみました。 ●とにかく夏場によく聴いたアルバムです。アイスランドにあるシガー・ロスのスタジオ、Sundlaugin(アイスランド語でスイミング・プールの意味らしいです)で録音されたとのことですが、その通り清涼感のある一枚で、とくにM7は'04年いちばん美しいなあと感じた曲でした。 ●派手さはないけれど、シンプルに、そしてポップに、Delgadosは新展開を迎えたようです。2月の来日も楽しみ。 ●これで本当に解散?と疑いたくなるような、ここ数作に比べて軽快で明るめの楽曲がならんだLunaのラストアルバム。D・ウェアハムの今後の活動にさらに期待。 ●なにしろ参加メンバーがツボにはまりまくったD・ジョンストンのトリビュート。カバー曲と原曲の2枚組という企画も良いと思いました。 ●TV On The Radioとにかく今ライヴが見てみたいグループのひとつ。 ●Battlesは、個人的に、Tortoise以来スリリングでハイクオリティな音を鳴らすグループだなと感じました。昨年11月の来日を見逃してすごく後悔しています。 2005-01-10 |
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ライオン / 奥田民生 Sorted For E's & Wizz / Pulp (single) Kasabian / Kasabian Desperate Youth, Blood Thirsty Babes / TV On The Radio To The 5 Boroughs / The Beastie Boys I Met The Music / Meister |
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2004年はいろんな音源を聴けた。日本のミュージシャンに目が行くことが多かったんだけれども、やっぱり奥田民生は別格。ソロ10年の節目にリリースされた『ライオン』にはしびれた。どの曲がとかじゃなくてすべてが良い。タイトル・トラックの「ライオン」しかり、「アーリーサマー」「フェスティバル」「サプリメン」などなど、じゃりじゃりした感じの音で頭が冴えた。民生さんは、ビートルズファンとしてめちゃくちゃ有名。影響も多大に受けているわけですけれど…、今回はなんというか、ビートルズがストーンズになっちゃったみたいな(あれ、どこかのインタビューで読んだぞ!)前向きでストレートで、肩で風きってる。 海外ものも元気が良かったですね。UKからバンドがボコボコでてきた状況とか、映画『LIVE FOREVER』の公開で10年前を振り返ることが多かった。そのなかで改めて感じたのがPULPの『DIFFERENT CLASS』の素晴らしさ。これまで『HIS 'N' HERS』のほうが好きだったんだけど、こっちのほうがパーフェクト。このあと、ジャーヴィスがボロボロになっちゃったのも良く分かる…という訳で「SORTED FOR E'S & WIZZ」をチョイス。 新人ではカサビアン。ライブも良かったし、セルジオもかっこいい。もう一つ足すとすれば、TV ON THE RADIO。彼らのマジカルワールドから抜け出すにはしばらく時間がかかりました。 とはいえ、音楽業界的にはやっぱりHIPHOPは強かった。グラミー賞がいい例だよね。それで、いろんなHIPHOP聴きましたがやっぱりブラック―ブラックしたものにはのめり込めない自分がいて。エミネムもやってることは黒いし。それで、やっぱり永遠の悪ガキ・ビースティー。いつまでも変わらん彼らに乾杯。 最後はMeister(ブリグリのギタリスト)。今ヨン様が出てるハンディカムのCMの音楽がそうなんだけど、参加ミュージシャンがスゴイ。ライドのロズ、ブー・ラドリーズのサイス、リーフのゲイリー、ライドのマーク、ビスのマンダリン…なんなのよ、と。そして思ったんですよ。もう音楽って一つなんだなって。音楽の国籍とか意味ないし、ミュージシャン同士は対等なんだよね。もう少ししたら、海外進出とか、外から中へみたいな考えかたってなくなっちゃうかも。 さて、私のトップ5のチョイスを総括するのであれば、ニューカマーも大御所も今年は“もっと音楽って面白くなるよ”って期待させてくれた、そんな一年でした。 2004-12-30 |
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新しき日本語ロックの道と光 / サンボマスター 以下順不同 The Lost Riot / Hope Of The States Happiness In Magazine / Graham Coxon Good News For People Who Loves Bad News / Modest Mouse Future Soundtrack For America / Various Desperate Youth, Blood Thirsty Babes / TV On The Radio The Complete BBC Recordings / Joy Division Rubber Factory / The Black Keys |
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●2004年の最大の収穫、それはサンボマスターに出会えたこと。そして、最大の後悔、それはフジロックでサンボマスターのライヴを見逃したこと(笑)。ともかくサンボマスターの音楽には衝撃度120パーセント。来年そうそうにリリースされるニュー・アルバム『サンボマスターは君に語りかける』も楽しみ!寒い冬が熱い冬になるぞ。『.新しき日本語ロックの道と光』は2003年リリース作品だが、私にとっては、新しき日本ロックの素晴らしき航海!ということで、ナンバーワンに挙げさせていただきます。最新シングル『青春狂騒曲』も必聴!瞬時に喰いついた音楽、バンド、そして情熱。ロックだぜぃ。ちなみに今秋、劇場で久方ぶりに邦画を見たのだが、『恋の門』は悲喜劇ペーソスのつまった最高の作品。サンボマスターや忌野清志郎がサントラに参加した。 ●今年はサマソニに行かなかったもんで、彼たちの単独ライヴはど〜しても見たかったのに、事情により断念せざる得なかった…。後悔先に立たずだが、ああ、哀しいがな、我が人生…。初夏リリースされたこのアルバム(日本では秋)を、私はずっと聴いていた。サンボマスターに負けず劣らず、Hotsは感情の起伏を、ストレートに表現したニュー・バンドでは稀有な存在。たとえマーキュリー・レヴに似たメロディーがあったとしても(笑)、轟音ギターと、攻めに攻められたサウンドのぶつかりは、カタルシスを一気に爆発させられた、私にとって一種のヒーリングだった。たまらないですよ、このアート・フォームは! ●グレアム・コクソンはこれまで5枚(このアルバム含む)、ソロ・アルバムをリリースしてきたが、個人的に一番聴きこんでいる作品。ブラー云々からすっぽり、すっきり抜けきった、開放感溢れるサウンドとの戯れは、更に音楽性を広げたに違いない。サマソニで楽しそうにプレイをしていたグレアムを見たら、本当にこっちまでもが笑顔になってしまった。自分の若かりし頃から、ずっと、ずっと、見続けたミュージシャンの1人であるし、まだまだ彼のクリエイティヴィティを垣間見ることができ、何だかうれし泣き。日本でのソロ・ライヴはいつなんだ!グレアム! ●はい、正直に言います。やはりリップスとかデイヴ・フリドマンという名前が出る度に、びくん!と脳みそが反応しちゃうんですよ。勿論、彼たちが素晴らしいバンドだとしても、先ずは「リップスありき」な自分がいまして…(苦笑)。しか〜し!モデスト・マウスのアルバムはそんなみみっちい私のエゴをば〜ん!と吹き飛ばす、音楽そのものに驚きがあった。ホーン・イントロから始まり、『The World At Large』、『Float On』のパーフェクトな流れ!11月にLAで行なわれたオール・トゥモローズ・パーティーズ(モデスト・マウスがキューレターでリップスも出演)を見に行けなかった私は…、職場で大暴れしてました。てやんでぃ!! ●1曲目から『This Will Be Our Year』(ゾンビーズの曲です)をOK Goがカバー。この曲、すんごく大好きなもんで、もういきなりツボに入っちゃいました。そして続くデイヴィッド・バーン。おまけに次はジミー・イート・ワールドがガイデット・バイ・ヴォイシーズの名曲『Game Of Pricks』をカバーですよ!おお!ドウティー(元ソウル・コフィング)も歌っているじゃないか!ともかくバンド/ミュージシャンが豪華絢爛!トム・ウェイツ、エリオット・スミス、デス・キャブ・フォー・キューティーetc…。そしてクオリティーが非常に高いコンピレーション!我がリップスも参加しております。因みにこのアルバムはデス・キャブ〜のレーベルBarsakよりリリース、収益金は全て、非営利団体に寄付されるとのこと。信じられないくらいプライスも安いので、是非チェックしてください。 ●新人離れしたNY出身のトリオ。やはりTouch&Goは見る目がハンパじゃない!このヴァイヴ感覚は覚醒しまっせ。2005年は来日あり?な予感がする注目株。すでにアメリカ、イギリスでは知名度スパークしております。 ●ジョン・ピール・セッションを中心にコンパイルされたアルバム。つまり、スタジオ・ライヴ(ライヴ曲もあり)なわけです。今年、急逝したジョン・ピールを思い、そしてイアン・カーティスを思い、ここ最近はずっとプレイヤーに常備していた。何度聴いても『Love Will Tear Us Apart』は泣けてしまう。 ●エピタフからも、このようなバンドが出現するんだなぁと思った。ダンとパトリック、男2人によるユニットで、ホワイト・ストライプスに比較されているようだが、ざらつきと緩さがミックスしたブルースは、なかなかどうしてディープである。好きです、こういった感性。因みに、The Black Keysもフジロックで見逃しました、はい…。 ●本当に年末になりアマゾンから届いたマタドールのコンピレーション『Matador At Fifteen』を今から聴きます。楽しみ♪これはマタドールが設立されて15周年を祝う記念コンピレーション。DVDもついて、ファンには出血大サービス価格で発売しております。 2004-12-31 |
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ソルファ / アジアン・カンフー・ジェネレーション Around The Sun / R.E.M. |
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秋発売のアルバム・プロモのためにあちこちのラジオに出演していた彼らの音を偶然聴いて、そのドライブ感が気に入った。詞を意識する前に音が入ってきたレアなバンドのひとつ。日本のバンドの多くは結局は歌謡曲でしょう。5、7、という定型の日本語リズムがもう歌謡曲なんだ。意味がわかりすぎるゆえの、くささがたまらなくいやなのだ。陳腐な言葉の羅列。せっかく音に惹かれても「歌」がはじまるともう臭う。歌が意味ではなく声(帯)という楽器が出す音として入ってくるなら、詩のくささも自分のアタマの中で濾過され、発声可能なカラオケ語として残るのに(例・外国語の歌)。 上記でLife On Marsが絶賛しているサンボマスターに私も期待している。「新しき日本語ロックの道と光」などというタイトルをつけた以上、後には退けない。30年前にはっぴいえんどがやろうとしたことを今彼らがどのように展開していくか楽しみです。 「最も信頼に足るバンド」なんてありがたくない称号を戴いてしまったR.E.M.。ファンは自分たちの問いにマイケル・スタイプが答えてくれるのを、期待してアルバムを買う。でもそこには答なんかないんだよな。なんとか希望を見出したいと目をこらしている自分たちと同じ姿しかない。少なくとも「これが答だ」とか「俺が答だ」とか言わないだけ、うそつき呼ばわりしなくてすむ。相変わらずところどころねじれたメロディ・ラインをかわらぬスタイプ節で聞かせてくれるだけなんだけど。 ●ニルヴァーナ「ネヴァーマインド」を入れたまんま、古いオーディオセットを廃品回収に出してしまい、結局アマゾンで買いなおした。レヴューやフログを書いているときにはたいていこれを聞いていました。心中は「オラオラーッ、どけどけーいっ」って「いつここ」かっ? ●ソウル・コフィング「ルビー・ヴルーム」。ドウティの詩もクールなんだけど、ユーバルのドラムとセバスチャンのベースのからみを聞いてるとα波出るらしくて、これには病みつきました。 ●最後に、NHK大河「新選組!」のテーマ(ジョン・健・ヌッツォ)をCDショップで探したことを告白しておきます。毎週見てました。 2004-01-01 |
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