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vol.07 |
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●『アルフィー』考
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深夜、アメリカの映画情報番組を見ていた。私は、耳を疑った。目を疑った。そして叫んだ。「どうしてだぁ！！！」マイケル・ケイン主演の名作『アルフィー』（イギリス・1966年作品）がなんと、ジュード・ロウ主演でリメイクされたとは…。それもハリウッド・ムービー。ハリウッドは、いつまでリメイク映画を続けのか？さすがにそろそろ、オリジナルを考えろ！って感じ…。（毒）
おまけにニュー・バージョン、舞台はロンドンではなくニューヨーク。それだけで食傷気味。いくらジュード君がコックニー訛りを使っても、舞台はニューヨークだぜよ…。そりゃ、ピープル誌が選ぶ「世界一セクシーなオトコ」に選ばれたジュード・ロウだけど、やっぱりこの映画は、マイケル・ケインじゃないとさ…。あのシャープな流し目は、天下一品！目で女を殺し、究極なレディー・キラーを演じていたのよ、マイケル・ケインは！
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Michael Caine
Alfie 1966
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Jude Law
Alfie 2004
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映画公開当時、タブーだった堕胎をテーマに加え（ゆえにアルフィー役を断った男優数知れず。マイケル・ケインにアルフィー役を薦めたのは、盟友テレンス・スタンプとのこと。二人が並んだところを想像するだけで、ヨダレもんだわ…）女好きアルフィーの悲喜劇に満ちた人生論、でもユーモアがあるのよ。それを演じるには、俳優としての力量が問われるわけ。おまけに、アルフィーに言い寄る女たちも、な～んか魅力ない。（苦笑）勿論、名の知れた有名女優が演じているけど。まぁ、まだ見ていないから何とも言えぬが（もしかしたら、すんごくスタイリッシュな映画かもしれないしね）、たぶん、見ないと思う。ははは…。因みに、これは文句ではありません。ただの個人的感情です。（笑） |
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テレビを見た日 2004-11-28
2004-12-06
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