Aoyama CAY 2003年7月28日 酒井 紫野 Shino Sakai |
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アイスランドのキラ星サウンドと呼ばれているバンドTrabantのボーカルはウエインだった。この夏のフェス出演がなかったザ・フレーミング・リップス。ヨーロッパツアーの前に、ウエインだけがお忍びで来日、プレイをしたというもの……のはずがないでしょう! |
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先日、青山CAYで行われていたIceland Blueイベントのクロージングライブがその問題のライブだ。 |
photo / Violette The Drunk |
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イベントのヘッドライナーはアイスランドのキラ星サウンドと呼ばれているとかいうバンドTrabant(トラバント)。四人編成のこのバンドは、キュートなエレクトロニカからロックチューンまでこなすグループで、のってくるとヴォーカルがトップレスになって、ビールでちょっぴり緩んだおなかをぷるぷる震わせながら歌うというエンターテインメントバンドだったのだ。 |
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ライヴそのものは、ソウルワックスやパルプのステージングを思わせる眼にも耳にも楽しいのだが、なかでもピークはライブ後半にやってきた。ヴォーカルのこの日のいでたちは、紺色のジャケットにズボンというスタイル。襟を立て、きゅっと前を寄せると、ソフトブリテン時のウェインの格好に激似。それだけじゃない、オープニングには手を天に掲げるポーズ、中盤ではズボンのポケットにずりずり手を入れてるなあと思ったら…紙ふぶき!胸に迫るものがあるな、と感じていたところに鐘の音が…。 |
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実際にフレーミングリップスのサウンドとは、エレクトロニカが効果的に使われている部分程度でしか重なりはないし、エレクトロニカといってもムームやシガーロスのにおいもしません。少なくともライヴでは…でも、アルバム『MOMENT
OF TRUTH』を聞いて頂ければ分かりますが、真剣にキレイなエレクトロニカもやっとります。 拝。 |
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http://www.thulemusik.com/artists/Trabant/trabant-website/ | |||
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